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卒FITを迎えて、「売電の金額がぐっと下がってしまった」と驚いた方は多いのではないでしょうか。このまま売電を続けるべきか、蓄電池を入れて自家消費に切り替えるべきか、補助金はいつまで使えるのか。この記事では、卒FIT後の売電と自家消費のどちらが得になりやすいかを、無料相談サービスの内容と合わせて見ていきます。
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太陽光発電・蓄電池の無料相談ができるサービス
卒FIT後の運用を考えるとき、まず頼りになるのが無料相談・見積りサービスです。ここでは公式サイトで内容を確認できた2社を取り上げます。どちらも運営会社が異なるため、料金の仕組みやサポート内容を見くらべてみてください。
東京ガスの太陽光発電・蓄電池
★★★★☆ 4.2
東京ガスの太陽光発電・蓄電池は、東京ガス株式会社が提供する太陽光発電・蓄電池の無料相談・見積りサービスです。サービスブランド名は「IGNITURE」で、施工は提携工事店が担当します。太陽光のみ、蓄電池のみ、セット、V2Hまで幅広く相談できるのが特徴です。
卒FIT後の売電価格について、公式サイトでは2025年に設置した場合は1kWhあたり15円、2025年下半期以降および2026年度に設置した場合は初期4年間が24円、5〜10年目が8.3円になると案内されています。一方で費用面を見ると、太陽光4kWで約114.4万円、蓄電池6.5〜10kWhで約180万〜300万円、セットで導入すると300万〜480万円程度が目安です。この数字を見比べると、売電だけに頼るより自家消費に切り替えたほうが、長い目で見て電気代を抑えやすいケースがあることが分かります。
使い方としては、まず無料相談に申し込み、提携店のスタッフに自宅へ来てもらいます。お持ちの太陽光発電や蓄電池の寿命、今の電気の使い方を踏まえて、売電を続けた場合と自家消費に切り替えた場合の試算を出してもらうという流れです。東京都内の戸建てで太陽光8.7kWと蓄電池16.4kWhを設置した場合、最大300万円規模の東京都の補助金を受けられる可能性があるとも案内されています。
卒FIT後も東京ガスの電力契約を使っていて、売電と自家消費のどちらが得か具体的に試算してほしい人に向いています。逆に、関西に住んでいて初期費用を一切かけずに導入したい人には、後述する0円プランを持つ会社のほうが合うこともあります。同じ「太陽光+蓄電池の無料相談」でも、補助金申請のサポートまで丁寧に行う点が、個別購入中心の他社とのちがいです。
主な特徴
- 提携店が訪問し、見積書作成から機種提案、補助金の申請サポートまで対応
- 卒FIT後の買取プランや蓄電池ネットワークサービスなど、電力契約と連動したアフターサービスがある
- 停電時にも電気が使えるという防災面のメリットも相談時に説明してもらえる
こんな人におすすめ
- 卒FIT後、売電を続けるか自家消費に切り替えるか迷っている人
- 補助金の申請まで一緒に進めてほしい人
- 東京都内在住で、補助金を手厚く活用したい人
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大阪ガス 太陽光発電・蓄電池(スマイルーフ)
★★★☆☆ 3.6
大阪ガス株式会社が提供する太陽光発電・蓄電池サービスで、「スマイルーフ」という0円設置プランがあることが特徴です。大阪ガスが無料で屋根に太陽光発電システムを設置し、15年間の運用・保守まで行い、契約満了後は設備がそのままもらえる仕組みになっています。個別に購入する場合は、蓄電池を後付けすると10kWhで約139万円が目安です。
施工現場は、大阪ガス独自の研修に合格した「エコマイスター」が安全対策や施工状況をチェックする仕組みがあり、品質面の安心感があります。ただし、卒FIT後の売電価格や補助金申請サポートの詳しい内容は公式サイトで確認できなかったため、その点は東京ガスほど情報が整理されていません。関西在住で、初期費用をかけずに太陽光発電を始めたい人に向くサービスです。東京ガスが個別購入と補助金サポートを軸にしているのに対し、大阪ガスは0円で始められる選択肢がある点が大きなちがいといえます。
主な特徴
- 0円ソーラー「スマイルーフ」で初期費用をかけずに導入できる
- 独自研修に合格したエコマイスターが施工現場をチェックする
- 個別購入の場合は蓄電池の後付け価格も目安として示されている
こんな人におすすめ
- 関西エリアに住んでいる人
- 初期費用をできるだけ抑えて太陽光発電を始めたい人
- 15年後に設備を譲り受けたい人
なお、大阪ガスの公式サイトURLは今回の調べでは確かめきれなかったため、リンクは付けていません。気になる方は「大阪ガス スマイルーフ」で検索して、公式サイトの最新情報をご確認ください。
ここまでを一覧にすると
2社の内容を、卒FIT後の運用という視点で表にまとめました。売電価格や補助金の情報量に差がある点に注目してください。
| サービス名 | 料金目安 | 卒FIT後の売電価格 | 蓄電池価格目安 | 補助金サポート | 向く人 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東京ガスの太陽光発電・蓄電池 | ◎ 300万〜480万円 | ○ 8.3円/kWh前後 | ○ 180万〜300万円 | ◎ 最大300万円規模 | ◎ 全国・東京都厚め |
| 大阪ガス スマイルーフ | ◎ 0円プランあり | △ 情報少なめ | ○ 10kWhで139万円 | △ 情報少なめ | ○ 関西エリア中心 |
東京ガスは卒FIT後の売電価格と補助金の金額が公式サイトで具体的に示されているため、試算がしやすい点が強みです。大阪ガスは0円で始められる手軽さがある一方、卒FIT後の売電や補助金については情報が少なく、比較しにくいところが△の理由です。
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選ぶときに見るところ
卒FIT後に売電と自家消費のどちらを選ぶか決めるときは、次の3点を必ず確認してください。これを見落とすと、思ったほど得にならないことがあります。
1つ目は、卒FIT後の売電単価です。東京ガスの例では、蓄電池がない場合の売電価格は10.5円/kWhとされ、一方で夜間に電気を買う単価は29.9円/kWhとされています。この差を見ずに「とりあえず売電を続ける」と決めてしまうと、本当は自家消費のほうが電気代の節約になっていたのに気づけないことがあります。
2つ目は、蓄電池の容量と価格です。自家消費に切り替えるには蓄電池が必要になることが多く、容量が小さすぎると昼間に発電した電気を貯めきれず、結局安い単価で売ることになりかねません。6.5〜10kWh程度でどのくらいの費用になるかを、事前に見積りで確認しておくことが大切です。
3つ目は、補助金の対象条件です。東京都の例のように、容量や設置条件によっては大きな金額の補助金が受けられる可能性がありますが、条件を満たしていないと申請できません。無料相談の段階で、自分の家が補助金の対象になるかどうかを確認しておかないと、受け取れたはずの補助金を取りこぼすことになります。
まとめ
卒FIT後は、売電価格が下がる一方で、電気を買う単価のほうが高いことが多いため、蓄電池を使った自家消費のほうが得になりやすいケースがあります。ただし、蓄電池の導入費用や補助金の条件は家庭ごとに違うため、一律に「自家消費が正解」とは言い切れません。
まずは無料相談で、自宅の発電量や電気の使い方に合わせた試算を出してもらうのが近道です。東京ガスの太陽光発電・蓄電池なら、売電プランの提案から補助金の申請サポートまで、まとめて相談できます。
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本記事の情報は2026年10月3日時点のものです。最新の内容は公式サイトをご確認ください。

