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「日本株も米国株もNISAも、できれば1つのアプリで済ませたい」「ポイントも少しは貯めたい」「でも手数料で損はしたくない」。この3つを同時にかなえたい人に向けて、DMM 株を含む主要5社の手数料とポイント還元を比べてみました。数字だけ見ても分かりにくいので、どこを見ればいいかから整理します。
選ぶときに見るところ
証券会社選びで迷ったときに、まず見るべき点を3つにしぼりました。この3つを飛ばすと、あとで「思っていたのと違った」となりやすいところです。
1つ目は国内株の現物手数料です。ここを見ないと、少額取引を繰り返す人ほど手数料が積み重なり、気づかないうちに利益を削られます。DMM 株は1約定55円(税込)というシンプルな料金ですが、SBI証券や楽天証券は条件を満たせば0円になるコースがあるため、単純に金額だけでは比べきれません。
2つ目は米国株の手数料と対応範囲です。ここを見ないと、せっかく米国株に興味があっても、どの会社で買うのが実質お得なのか分からないままになります。主要5社はいずれも約定代金の0.495%という同じ料率が目立ちますが、取扱銘柄数や信用取引の可否には差があります。
3つ目はポイント還元とNISA・つみたての扱いです。ここを見ないと、せっかく取引しているのにポイントが貯まらなかったり、積立投資をしたいのに対応していないサービスを選んでしまうことがあります。DMM 株は投資信託を扱っておらず、NISAのつみたて投資枠も対象がETFに限られる点は、申し込む前に必ず確認しておきたいところです。
手数料とポイント還元を一覧で比較
| サービス名 | 国内現物手数料 | 米国株手数料 | ポイント還元 | NISA・つみたて | 向く場面 |
|---|---|---|---|---|---|
| DMM 株 | ◎ 55円で一律 | ◎ 0.495% | ◎ 取引の1% | △ 投信は非対応 | 日本株と米国株を1アプリで |
| SBI証券 | ◎ 条件次第で0円 | ○ 上限22ドル | ○ 銘柄・コース次第 | ◎ つみたて303銘柄 | 総合力と銘柄数を重視 |
| 楽天証券 | ◎ 条件次第で0円 | ○ 上限22ドル | ○ 楽天ポイント連携 | ○ 積立に強み | 楽天ポイントを使う人 |
| マネックス証券 | △ 55円〜1,013円 | ◎ 銘柄数約5,000 | ○ 取引で貯まる | ○ 米国株中心に対応 | 米国株の銘柄数重視 |
| 松井証券 | ○ 50万円以下0円 | ○ 上限22ドル | ○ 取引で貯まる | ○ 少額投資向け | 1日の取引額が少なめの人 |
主要5社の特徴
DMM 株
★★★★☆ 4.2
DMM 株は、2018年4月から国内株式のオンライントレードを始めたネット証券です。もともとFXやCFDを扱っていた会社が始めたサービスで、日本株・米国株に特化している点が特徴です。国内現物の手数料は1約定55円(税込)と分かりやすく、国内信用取引の売買手数料は0円です。
例えば、国内株を少額ずつ何度も売買するスタイルの人なら、信用取引の手数料が常に0円なのは試算しやすいところです。さらに取引手数料の1%がDMM 株ポイントとして還元され、1pt=1円としてそのまま口座に入金できます。25歳以下であれば現物取引手数料が実質0円になる優遇もあります。
向くのは、日本株と米国株をひとつのアプリで完結させたい人、手数料体系を単純に把握したい人です。逆に、投資信託で積立をしたい人には向きません。投資信託の取扱いがなく、NISAのつみたて投資枠も2025年12月開始のつみたてかぶでETFのみ対応という状態だからです。
他社との違いとしては、SBI証券や楽天証券のような条件付き0円コースではなく、最初から一律55円で分かりやすい点が挙げられます。アプリは「かんたんモード」と「ノーマルモード」を切り替えられるため、初心者からプロまで同じアプリで使い続けられるのも強みです。
SBI証券
★★★★☆ 4.6
SBI証券は、国内株式の売買手数料をゼロ革命というプランで0円にできる点が大きな特徴です。ただしこれは電子交付設定など条件を満たした場合の話で、無条件の0円ではありません。つみたて投資枠は303銘柄と幅広く、2025年のIPO取扱実績は63社にのぼります。
向くのは、手数料を抑えつつ投資信託やIPOも含めて1つの口座で済ませたい人です。DMM 株との違いは、投資信託やIPOまで含めた総合力の広さにあります。DMM 株は日本株・米国株に特化している一方、SBI証券は取扱商品の幅そのものを強みにしています。
楽天証券
★★★★☆ 4.5
楽天証券もゼロコースを選べば国内株式の売買手数料は0円になります。楽天ポイントとの連携が強く、クレカ積立でもポイントが貯まりやすい仕組みが用意されています。ゼロコースを選んでいない場合は手数料が発生することがあるため、口座開設時のコース選択が肝心です。
向くのは、普段から楽天のサービスをよく使い、ポイントをまとめて貯めたい人です。DMM 株との違いは、ポイント経済圏の広さです。楽天証券は楽天グループ全体のポイントと連動しますが、DMM 株のポイントはDMM 株口座内での入金に使う仕組みです。
マネックス証券
★★★★☆ 4.0
マネックス証券は米国株投資に強みを持つネット証券で、米国株の取扱銘柄数は約5,000と豊富です。一方で国内現物の手数料は55円から1,013円までの段階制で、取引金額によってはDMM 株や他社より割高になる場面があります。
向くのは、米国株の銘柄の幅を重視し、本格的に米国株投資をしたい人です。DMM 株との違いは、国内株の手数料体系です。DMM 株が一律55円なのに対し、マネックス証券は金額帯によって手数料が変わります。
松井証券
★★★★☆ 4.0
松井証券は1日の売買代金が50万円以下なら手数料が0円になる定額制が特徴です。取引額が増えると100万円ごとに段階的に手数料が上がる仕組みで、上限は11万円です。2024年のIPO取扱実績は55社でした。
向くのは、1日の取引額が少額から中規模にとどまり、サポート体制も気にする初心者です。DMM 株との違いは料金の決め方で、DMM 株は1約定ごとの定額、松井証券は1日の合計金額で決まる定額制です。
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まとめ
国内株の手数料だけを見れば、条件付きとはいえ0円にできるSBI証券や楽天証券が有利に見えます。ただしDMM 株は、国内信用取引の手数料が一律0円である点、取引の1%がそのままポイントとして還元される点、そして日本株・米国株・NISAの一部を1つのアプリで扱える点で、独自の立ち位置を作っています。
投資信託での積立を重視するならSBI証券や楽天証券、米国株の銘柄数を重視するならマネックス証券が候補になりますが、手数料の分かりやすさとアプリの使いやすさを優先するなら、DMM 株は十分に検討する価値があります。まずは公式サイトで実際の画面やポイント還元の条件を確認してみてください。
本記事の情報は執筆時点のものです。最新の内容は公式サイトをご確認ください。

